こんにちは、ぐりです。Aitendo福箱の記事を書くと言ってましたが、忙しすぎて箱ごと埋もれてしまっています。
今回は最近頭を悩ませているブルースクリーンについてです。Windows7か8になったころから、ブルースクリーンに遭遇する頻度が非常に少なくなったように思います。NT6系カーネルになってからかなり経ってるので当たり前といえばそうかもしれませんが、安定性が高くなっているのは評価できると考えています。
ところが、1月の下旬ごろから、サブ機として使っているThinkPad X250がブルースクリーンで突然落ちるということが複数回続いています。ブルースクリーンの原因を探る際にはブルースクリーンで表示されるSTOPコードやエラーメッセージですが、0xdead039eというコードはGoogleで検索をかけても症例が数えられるほどしか見つけられませんでした。そのため、とりあえず後回しにしていたのですが、つい先日、このエラーで再起動して1時間もたたずに同じエラーが発生したため、本格的に調査してみることにしました。
ちなみに、その時はIDEを2つ起動して本気のプログラミングをしていたのですが、運が良かったのか、ちょうどデバッグをしている最中でソースコードの消失はありませんでした(デバッグするためにはビルドする必要があり、その際にすべて保存されるため)。もし消えてたとしたら発狂してたでしょうね。
[caption id="attachment_200" align="alignnone" width="300"] 0xdead039eで落ちたWin8.1[/caption]
まず、イベントビューアーで再起動前後のイベントを確認してみましたが、ブルースクリーンの際の「このコンピュータはバグチェック後、再起動されました」というもの以外には発見できませんでした。
[caption id="attachment_201" align="alignnone" width="300"] 0xdead039eを記録したイベントログ[/caption]
次はエラー発生時に生成されるメモリダンプを解析してみました。解析に当たっては次のサイトを参考に作業を進めました。
http://did2memo.net/2015/04/16/windows-bluescreen-crash-dump/
メモリダンプを解析した結果、このエラーはNetwbw02.sysというドライバが引き起こしていることが分かりました。これはIntelのWi-Fiモジュールのドライバです。
[caption id="attachment_202" align="alignnone" width="300"] 原因はNetwbw02.sys??[/caption]
Intelのホームページから最新のドライバをダウンロードして、インストールしてみたところ、該当ファイルのタイムスタンプはエラーが発生した時のものより新しくなっていたため、これで少し様子を見てみることにしました。また変化がありましたらこのブログで知らせたいと思います。
P.S. 0xdead039e の最初の4桁、どう見ても死んで(Dead)ますよね・・・